^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ 判太ふちどりん(はんたふちどりん)Ver.3.1.0.7 説明書 2025/01/25 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ 動作環境:64Bit Windows & .NET Framework 4.7.2 開発環境:Windows10/Microsoft Visual Studio2022 VB.Net 開発マシン構成:Core i5 6500 & 16GB Memorys & Quadro K620(or P620) ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ ■ソフトの概要 ・このソフトは、リリース当初「画像に縁取りをするだけのソフト」でしたが、  気の迷いで「テロップ文字作成ソフト」に昇華しました。  一応、既存画像の縁取り、影つけもできます。 ・主な使用目的は、「動画編集時(動画編集中)のテロップ作成」です。  その後のバージョンアップにより、文字にグラデーションをかけたりパターンで塗りつぶしが  できるようになったりといろんな機能が付いて、よく言うと多機能に、悪く言うとごちゃごちゃした  ソフトになりました。オレがつくるソフトは昔からこういう傾向にあります。 ・この説明書では一応全ての機能の使い方を解説していますが、ごちゃごちゃしていて  正直見づらいと思いますので基本的にはYouTubeの解説動画を参考にしていただき、  部分的にわからないところを調べる感じで使っていただければと思います。  また、動画のコメント欄やX(Twitter)のDMなどでご質問いただければお返しいたしますので  お気軽にどうぞ。 ・基本的に1080p(1920x1080)の動画作成を想定しています。720pでも然程問題なく使えると思います。  4Kなど1080p以上の場合は作成したテロップ画像を拡大させることになるので、  その分表示時に粗くなります。 <!> プログラム言語の仕様上、(確か)TTFフォントしか使えません。 OTFフォント等は(確か)使用不可能ですので予めご了承ください。 また、OSに追加したばかりのフォントを使用するとエラーが出る場合がありますが、 ソフトを再起動すると使えるようになります。たぶん。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ ■ インストール方法 Ver.3.0.0.0より、64ビットOS専用ソフトとなりました。 32ビットOSでは動作しない(ハズな)ので、ご了承ください。 (ターゲットとしている動画編集ソフトのVideoProc Vloggerが64ビットなので問題ないと思います) ▼zip形式の圧縮ファイルをダウンロードし、適当なフォルダに解凍してください。 複数フォルダをつくりそれぞれに中身を解凍しておき、同時起動して使用することで、 サイドテロップ、メインテロップなど、サイズや位置の違うテロップをつくりやすくなると思います。 ・このソフトは.NETプログラムなので、実行には「.NET Framework Version4.7.2」  が必要となります。  通常下準備なしに動くと思いますが、もし動かない場合は  こちらからランタイムをダウンロード、インストールしてください。 > https://dotnet.microsoft.com/ja-jp/download/dotnet-framework/net472 <!> 既に古いバージョンが手元にあり、その設定などを残したままバージョンアップさせたい場合は 「HuntFuchidorin.exe」だけを古いバージョンのあるフォルダにコピーして上書き(ファイルを置き換える) してください。 ▼アンインストールする場合はフォルダごと消してください。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ ■ 起動 ▼趣味の悪い色をしたアイコンの「HuntFuchidorin.exe」を実行します。 不用意に拡張子「.dat」ファイルをいじると起動しなくなる可能性がありますのでご注意ください。 テロップ保存時に画像と同時につくられる「.pngr」ファイルは、テロップテキストデータです。 テロップを修正する時に使いますが、いらなくなったら(修正することがなくなったら) 削除しても構いません。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ ■ 使用方法 基本的にはテロップ文字入力→「描画」→装飾設定変更→「装飾」→「画像保存」といった感じで テロップを作成します。 また、文字にグラデーションをかけたりパターン塗りつぶしをしたりする場合は、 テロップ文字入力→装飾設定→「描画」→グラデーション等の設定→「変換」→「装飾」→「画像保存」 という流れになります。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ ◆ テロップ文字作成手順 ▼一番上の黒い部分がテキストを入力する欄になります。 文字色を黒にしたい場合は、入力欄右下にある「背景色切替」ボタンで背景色を他の色に 変更してください。 ▼最初に入っている文字を消して、テロップの文字を入力していきます。 デフォルトのフォントが気に入らなくても最初は気にしなくても大丈夫です。 このあと変更していきます。 ▼ある程度入力したら、入力したテキストを全選択して「フォント選択」ボタンを押します。 フォントと太さや斜体、サイズを選んでOKを押すと入力したテキストのフォントが変更されます。 サイズは「サイズ」欄に直接数値を入力することでも指定できます。 フォントサイズをあまり大きくすると下が切れる現象が起きます。 そのため、340以上は指定できないようにしてあります。 ▼色を変更したい場合は、同じく全選択の状態で「色」のボタンを押して選択してください。 ▼パレットに色を設定しておくことで、毎回色選択画面から選ばずにワンクリックで色を変更する ことができます。右クリックで色選択画面になりますので、登録したい色を選んでください。 色を変えたいタイミングで左クリックするだけでその色にできます。登録できるのは最大6色です。 ▼「サイズ」の数値の右にある「大」「小」でフォントサイズを段階的に大きくしたり小さくしたり することができます。これも選択部のみ適用されます。何も選択していなければ自動的に全選択されます。 文字の大きさがバラバラな場合も各々の大きさを大小しますので、全体のバランスを崩しません。 ■テキストの一部を選択状態にすることで、「選択部分のみ」フォントやサイズ、色の変更ができます。 これにより、ひとつのテロップ内で、色、大きさ、フォントの違う文字を使うことができます。 簡単にこれができることが、このソフト最大の特徴だと思っています。 ▼「ひ大」「ひ小」は完全に自分用のボタンですが、テキストの中の「ひらがなだけ」サイズを 変えることができます。 ひらがなだけ少し小さくすると見栄えのいいテロップになると思っていて、毎回ひらがな部分を選択して サイズ変更させるのが面倒だったので実装しました。そうしたい場合は使ってみてください。 ▼「横位置」で、描画する位置を左寄せ、中央寄せ、右寄せから選択できます。 「X座標調整」に数値を入力することで、そのピクセル数横移動させられます。 例えば左寄せで描画したが、少し右にずらしたい場合などに使います。 左方向に動かしたい場合はマイナスの数値を入力してください。 左右からテロップがはみ出る場合、逆方向から文字が出てきてしまいますが、現状「仕様」とします。 ▼「高さ位置」で、描画する位置を上、真ん中、下から選べます。 「Y座標調整」に数値を入力することで、そのピクセル数高さ位置を調節できます。 高さ位置が「上」か「真ん中」の場合は下へ、「下」の場合は上へ描き出し位置を移動します。 裏画面に動画キャプチャ画像を置いて位置関係を確認しながら調整してください。 モーショントラッキングで大きくアニメーションさせたい場合は「真ん中」に設定すると ほぼ画像が切れずに動かせると思います。(使い方によりますが) マイナス数値を指定するとソフトが強制終了しますので絶対に自然数を入力してください。 ▼「描画」ボタンを押すと、テキストを下のプレビュー画面に画像として描画し、「装飾」をします。 装飾は次で説明しますが、後から変更できますのでここでは気にしなくてもいいです。 もし装飾していない状態を確認したい場合は「装飾リセット」ボタンを押すと テキストのみの状態になります。 ▼「設定保存」ボタンを押すと、設定をデフォルトとして保存し次回以降起動時に適用されます。 保存される内容は「フォント名」「サイズ」「フォントスタイル(太字や斜体)」「色」「表示位置」 「入力欄の背景色」です。 後のバージョンアップでもっと細かいところまで保存する予定ですが、予定は未定です。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ ◆ 装飾(縁取り、影つけ、ぼかし) ▼画面上部の装飾1〜5までを設定します。 装飾1が最初の縁取り(もしくは影つけ)、その後装飾2、3と後ろに 縁取り(もしくは影つけ)をしていきます。 よって最大5重になります。 ▼「ぼかし」はサイズの設定を無視して5ドットずつ周りを囲みます。 ぼかしと言っても保存後に動画の上で合成するため、物理的にぼかすことは不可能なので 5段階で透明度をあげて疑似的にぼかしを表現しています。 とんでもない数の色処理をしているので、他の装飾よりも時間がかかります。 テスト時は10段階でしたが実用的な速度ではないため、やむなく5段階にしました。 作者の動作環境がへっぽこすぎるというのも多分にありますが…。 ▼装飾に「なし」を選択した場合、それ以降の装飾は無視されます。 装飾2が「なし」の場合、装飾3以降が設定してあっても装飾1しか実行しません。 装飾1が「なし」の場合は当然ですが何もしません。 バージョンアップにて文字のアンチエイリアスを完全に除去することができたため、 素のテキストだけを画像にしたい場合も、装飾1「なし」で出力可能にしました。 ▼「装飾プリセット」には、あらかじめいくつかサンプルとなる装飾が用意してあります。 そこから使うもよし、それをアレンジするのもよしです。 また、「装飾プリセット」に現在の設定を追加できます。 下のテキストボックスに自分がわかる見出し(名前)を入力して「現在の設定を追加」ボタンを 押してください。見出しが未入力の場合は追加されません。 プログラム上、最大プリセット数は20個となります。 プリセットの削除は「preset.dat」というファイルをメモ帳などで開き、 1データ分で【見出しから下の15行のデータ、合計16行】を削除して 上書き保存してください。 この作業を失敗するとプログラムが立ち上がらなくなりますので、コピーをつくった上で 慎重にお願いします。 ▼「色の代わりに画像にする」にチェックを入れると、画像で縁取りができます。 いわゆるテクスチャです。 「縁画像読込」ボタンで貼りたい画像を読み込んでください。 テクスチャとなる画像の比率や大きさに関係なく、装飾する部分の大きさに合わせます。 主に使うのはグラデーション画像になると思いますが、炎の画像なんかもきれいです。 フリー素材を探して貼ってみるだけでも結構楽しいです。 縁取り元の画像を1ドットずつ調べ装飾部分を算出して、その後また1ドットずつ テクスチャ画像の大きさと元画像の比率などをチェックしながら色を置いていくので、 装飾部分が大きくなると速度が遅くなります。 ▼画面右の「装飾」を押すと装飾が開始されます。 前述の「描画」でも自動的に装飾されますが、描画後はこのボタンで装飾だけをし直せます。 ただし、装飾の大きさを変えた場合は再度「描画」した方が安全です。 装飾が画面からはみ出すとソフトが強制終了する可能性があります。 「角あり」にチェックを入れると最初のバージョンの角ばった縁取りになります。 通常丸い縁取りが角ばった縁取りになりますが、若干見た目が残念になるので 使わない方がいいと思いますが、なんとなくおまけでつけておきました。 遅いプログラムが頑張って縁取りをしていますが、Version2.1からかなり高速化しました。 それでも1行のテロップでも1秒から2秒程度掛かります。 行っている作業は、画像を一回白くしてマスクをつくり、それを元に縁取りもしくは影つけを 行い、さらに1ドットずつ色を付けていきます。 その作業量とかかる時間は画像の大きさ及び装飾の重ね量に比例します。 何を隠そう、プレビューを押した瞬間からコンピュータが1ドットずつ頑張って描いています。 1920x1080であれば、その計算と同数にさらに装飾数を掛けた数のドットを打っています。 その回数を減らすプログラムを考案しましたが、数十万回ものドット打ちを減らしても ほとんど速度は変わりませんでした。(その後さらに描画方式を変更して現在に至ります) 昔だったら1日かかりそうな作業量ですが、今のパソコンはものの数秒でやってのけます。 あなたのパソコンくん(もしくはパソコンちゃん)が頑張っているので、 もし遅いと思っても優しい目で見守ってあげてください。 ▼「縮小」「拡大」ボタンを押すと、左の画面内の画像を拡大縮小して表示します。 以前のバージョンでは10%刻みで行っていましたが、そんなに細かい拡大率は必要ないと 思いましたので、50%刻みにしました。表示拡大率は50%(半分)〜500%(5倍)です。 1920x1080の画像であれば、デフォルトの50%でちょうど画面内に収まるサイズです。 また、テロップ入力欄の横幅もこのサイズ(1920の50%)になっています。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ ◆ より高度な装飾設定 ■ 文字色部分装飾(グラデーション、パターン塗りつぶし、テクスチャ) ▼文字にグラデーションを掛ける 画面右の「←クリックした色をグラデーション化」は、画像をクリックした色にグラデーションを 掛けます。 グラデーションはクリックした色と、色2の間で掛かりますので、「色2」の四角をクリックして もうひとつの色を選択してください。「イメージ」にグラデーションのイメージが表示されます。 グラデーション方向は「角度」を指定することで変えられます。上のスライドバーでも調整できますが なんかあまりスムーズに角度指定できない気がしますので、イメージをある程度掴むのに使うのが いいかと思います。 ちなみに上から下へのグラデーションは「270」、下から上は「90」、右から左は「0」、 左から右は「181」です。(角度が180度の時だけ何故かバグるので、「181」にしてください) その後、「変換」を押すとグラデーションが掛かります。 「Single」と書かれたボタンを押すと「Double」モードになり、グラデーションが真中から外側へ向かって かかるようになります。 再度ボタンを押すと「Little」モードになります。このモードでは、Singleの小さい版です。 次に「Half Cut」モードになります。このモードでは真ん中で色がほぼ真っ二つになります。 さらにボタンを押すことで「Single」モードに戻ります。 「ガンマ」にチェックを入れると、グラデーションの描画にガンマ補正が掛かり、グラデーションが なめらかになる…ような気がします。お好みで掛けてください。 一定の条件でアプリケーションの一部を透過して下(デスクトップ画面など)が見えるようになってしまう という訳のわからないバグを確認していますが、出来上がった画像に問題がなさそうなので スルーしています。発見しても見なかったことにしてください。() ▼文字をパターンで塗りつぶす 画面右の「←クリックした色にパターンを付ける」は、画像をクリックした色を数種類の中から選んだ パターンで塗りつぶすことができます。 色と色2でパターンをつくりますので、「色2」の四角をクリックしてもうひとつの色を選択してください。 「イメージ」にパターンのイメージが表示されます。 パターンは上のタブから選択できます。一度実際に選んで「イメージ」を参考にしてください。 塗りつぶす領域は、プルタブで「全体」「半分」「1/3」から選択できます。 なお、半分と1/3は下側に適用されます。 その後、「変換」を押すとパターンで塗りつぶします。 ▼文字に画像を使う(テクスチャ) 画面右の「←でクリックした色を画像に変換する」は、画像をクリックした色の部分に 画像を貼る、いわゆるテクスチャ機能です。 あらかじめ画像にしたい文字の色を他の文字とはまったく違う色にしておきます。 例えば、「超スゴい!」という文字の「超」にだけ画像を貼りたい場合は、 「超」を赤、「スゴい!」を白や黄色、黒など、テロップでそのまま使う色にします。 テロップを描画したら、「超」の文字の赤い部分をクリックすると 「色」のところが赤くなります。 隣の「画像」の四角をクリックしてテクスチャとなる画像ファイルを選択して読み込みます。 最後に「変換」をクリックしてしばらく待つと、「超」の文字に画像が貼られます。 <!>注意<!> 上記3つで「同じ色の部分を再度変換し直す」時は、必ず「装飾リセット」をしてください。 装飾リセットをかけないで実行すると、現在の色情報を元にするため表示がバグります。 (別の色を続けて変換する場合はリセットする必要ありません) ■テロップベースを描画する ▼テロップベースを選択する 「デザイン」のボタンから、テロップベースを選択してください。(ボタンの画像はイメージです) ▼透明度の設定 「透明度」の数値もしくはその下のスライドバーで透明度を設定できます。 濃く表示する場合は10〜30くらい、薄く表示する場合は75〜80くらいがいいと思います。 最大の数値は98です。完全に消したい時は「消す」ボタンを押してください。 ▼色の変更 「色」の上の四角をクリックするとベースの色、「色2」で枠や飾りの色を設定できます。 ▼位置、サイズの変更 「X」、「Y」の数値を変更することでベースの左上、右下の座標を設定できます。 数値を変更したあとで「描画」ボタンを押してください。 表示位置を画面右上(例:1200,10,2100,100)に設定すればサイドテロップベースになります。 例では右下のX座標を2100まではみ出させることでサイドテロップっぽくしています。 「クリック座標入力」ボタンを押すと、プレビュー画面をクリックすることで左上もしくは右上の 座標を入力することができます。プレビュー画面上にマウスを持っていくとテロップベースが 動きますので、直感的に設定することができます。 この時、「クリック待ち」に変わったボタンを押すとクリック待ちをキャンセルできます。 ▼自動でテロップベースを表示する 「自動作成描画」にチェックを入れると、「装飾」の実行時にテロップ全体の大きさを自動で測定し、 その大きさに応じて自動でテロップベースを作成、表示します。 テロップベースの大きさは「上下左右余白」で設定します。 自動テロップベースが有効になっている状態でその下の「アンダーバー」にチェックが入っていると テロップの下にアンダーバーのようなテロップベースが描画されます。 横の大きさは自動テロップベースと同じですが、縦の大きさは「上下余白」の大きさで変化します。 上下余白の大きさ分だけ上方向にも大きくなりますのでちょうどいい大きさを入力してください。 デザインによっては大きく崩れるので、上段の4つの使用をオススメします。 裏技的な使い方ですがこの状態で上余白をあげるとテロップベースから文字がはみ出たような演出ができます。 「上下左右余白」の調整をしたあとは「装飾」ボタンを押す必要があります。「描画」は効きません。 ※テロップベースはテロップ文字と一緒に画像保存されます。いらない場合は保存前に 「消す」ボタンで消してください。 ※テロップベースの大きさによっては描画が崩れる場合がありますが、仕様とします。 ■裏画面に画像を置く ▼裏画面に画像を表示する テロップの位置を調整するために、動画のキャプチャ画像をテロップ画像の後ろに置くことができます。 「裏画像読込」ボタンを押してキャプチャした画像を読み込んでください。 1920x1080のサイズを想定しているため、それ以外のサイズは動作保証外です。 ▼VideoProc Vloggerで編集している場合は、プレビューウインドウの右上のカメラアイコンから 現在のフレームのキャプチャ画像が保存できます。そこで保存した画像を読み込ませてください。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ ■おまけ 既存画像の縁取り ▼手持ちのPNG画像に縁取りをしたい場合は、画面下の「画像読込」ボタンから縁取りしたい画像を 読み込めます。縁取りできる画像は「背景が100%透過されたPNG画像」のみです。 中途半端な透過率で透過されている部分は透明ではないと認識しますので縁取れません。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ ◆ 画像保存 ▼右下の「画像保存↓」ボタンを押すと作成した画像を保存できます。保存形式は透過PNGです。 ▼保存ボタン上の「追加画像形式」を変えることで、通常の画像と一緒にアニメーション作成用の画像も 作成、保存します。(「なし」の場合は作成しません) 文章でどんな画像かを説明するのが結構大変なので、解説動画をご覧ください。 基本的にアニメーション作成が難しい…というかほぼ壊滅的なVideoProc Vloggerでも アニメーションさせることを目的としてつくられたものなので、元々高度なアニメーションが 作成できる動画編集ソフトを使用している環境ではこの画像を作成する必要はないと思います。 ◆既存の画像を読み込んで追加画像形式を選択して保存し直せば、同様の画像を簡単に 作成することができます。(上書き保存で大丈夫ですが、不安な場合は別名保存してください) ▼動画編集中にテロップ画像を作成する場合は、画像を保存したあとも 「このソフトを終了せずに裏に置いておく」と、使いたい時にアプリ切り替えして すぐにテロップづくりができるので便利かと思います。 また、起動中は保存したファイル名が残っているので、番号で保存すると作業が楽になると思います。 例えば最初のテロップを「1」で保存(「1.png」というファイル名になります)、 次のテロップを「2」と、数字だけ打ち込めば画像が作成でき、順番もわかりやすくなるので オススメです。その場合は最初に「その動画用のフォルダ」を作成しましょう。 ▼テロップ画像を保存した時に、一緒にテキストデータ(入力欄のデータ)を一緒に保存します。 後になって保存したテロップを修正したい場合は入力欄右の「←読込」ボタンを押すと テロップ画像を選ぶ画面になるので、修正したいテロップ画像を選ぶと入力欄にテキストデータが 読み込まれます。 ただし、テキストデータ以外の設定(位置調整の数値やテロップベースの設定など)は 保存されていないので、再度設定することになります。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ ◆ 保存したファイルのドラッグ&ドロップ 画像を保存すると、「画像保存↓」ボタンの左にファイル名が表示されます。(フルパスからファイル名のみに変更) そこをクリックしたままドラッグすると、先程保存した画像のファイル情報をドラッグできます。 そのままVideoProc Vloggerの「メディアファイルをこちらにドラッグ&ドロップ」と書かれたところへ ドロップすると、エクスプローラーなどを経由せずに画像ファイルが追加できます。 なお、ドロップする場所はタイムラインでもファイルを追加できます。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ ■ 特殊機能:テキストファイルからテロップをつくる テロップ文字を入れたテキストファイルからテロップ画像をつくることができます。 この場合、空白行を区切りとして複数のテキストを一括でテロップ作成することができます。 例えば --------------------------------------------------------------------------------------- テロップ1 テロップ2 テロップ3 --------------------------------------------------------------------------------------- というテキストファイルの場合、「テロップ1」「テロップ2」「テロップ3」という 3つのテロップファイルがつくられます。 2行以上の場合も問題なくテロップ作成できますが、仕様上空白行のあるテロップはつくれません。 その場合は作成後に「保存済みテロップテキストの修正」から修正を行ってください。 ◆装飾や表示位置、テロップベースなどは読み込む前の設定に依存しますので、先に設定しておいてください。  現在「色」に指定されている色が文字色に適用されます。  設定に保存されている色ではないので注意してください。 一度開始したら終わるまでしばらく触らずにお待ちください。 通常1テロップにつき10秒から12秒程度かかります。 多くのテロップをつくる場合はそれなりに時間がかかりますので、ゆっくり休憩してください。 テロップが全てできあがるとメッセージ欄に何個のテロップができたか表示します。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ ■ 特殊機能2:一括編集テロップ化 前項の「テキストファイルからテロップをつくる」と同じ感じで一括でテロップをつくりますが、 こちらの機能はテキストファイルを介さず、当ソフト内で完結させます。 まず「一括編集」ボタンを押してモードを切り替えます。この時点で「描画」ボタンが無効になります。 テキストファイルと同じように、空白を区切りとして複数のテキストを書いていきます。 --------------------------------------------------------------------------------------- テロップ1 テロップ2 テロップ3 --------------------------------------------------------------------------------------- というテキストファイルの場合、「テロップ1」「テロップ2」「テロップ3」という 3つのテロップファイルがつくられます。 2行以上の場合も問題なくテロップ作成できますが、仕様上空白行のあるテロップはつくれません。 その場合は作成後に「保存済みテロップテキストの修正」から修正を行ってください。 こちらのメリットは、文字色、大きさ、フォントを変えることができる点です。 テキストファイルからの場合はそれができないので、強調したい部分などはあとで修正する必要がありますが こちらでは先につくることができます。 実際につくられる画像をあらかじめ確認することができます。 確認したい行にカーソルを置き「テスト描画」ボタンを押すとそこだけ描画して確認ができます。 2行以上の場合は一番上の行で行ってください。カーソル位置を一番上とします。 なお、空行で行うと叱られます。 データを保存したい場合は「保存」ボタンを押してファイル名を入力してください。 「読込」ボタンで保存したデータを読み込みます。 「一括編集テロップ化」ボタンを押すと、まず「保存」ボタンと同じように一度データを保存します。 エラー対策と、出力先のフォルダを決定するためです。データがあるフォルダにテロップ画像を出力します。 出力後はソフトを終了し、修正等は各テロップ画像のデータを「テキスト読込」で読み込んで行ってください。 ◆装飾や表示位置、テロップベースなどは読み込む前の設定に依存しますので、先に設定しておいてください。 一度開始したら終わるまでしばらく触らずにお待ちください。 通常1テロップにつき10秒から12秒程度かかります。 多くのテロップをつくる場合はそれなりに時間がかかりますので、ゆっくり休憩してください。 テロップが全てできあがるとメッセージ欄に何個のテロップができたか表示します。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ ■ 最後に ご意見ご感想は常時受け付けております。YouTube動画コメント、X(Twitter)のDMからどうぞ。 ほめると伸びます。鼻の下が。 作者:城元☆判太(じょうもと はんた) X(Twitter):@monsthuntp ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^